top of page

こんにちは。野菜交換所を運営をしている石崎鶏園と申します。

野菜交換所は、茨城県のたまご農場で実施している社会実験です。

公に本格的な活動をしてからは5年ほど経ちます。

我が国では古代から人々は食べ物を分けあい協力して暮らしていました。

私の地元、茨城県は農作物生産量が本土で第1位の農業県。食材豊かな地域で、昔ながらの分け合う文化は今も根強く残っております。

 

その中で皆が農家さんの仕事を見て育ち、豊富な食材に囲まれて暮らしている。余った野菜を無駄にしてしまう罪悪感から、腐る前にできるだけ食べ物を人にあげたい、という意識が強い気がします。

今では毎年300kg以上の野菜が提供され、人々に分散されてます。提供する側は誰かが食べてくれる喜びと安心感、受け取る人は他の野菜を買い足して食事のメニューを決めるきっかけにもなっている。

野菜の作り方やレシピを交換する井戸端会議が生まれる場にもなって、交換所は「食の交流場」になりました。これほど嬉しいことはありません。

他の地域はどうなのだろう?と皆様に聞いてみると、どうやら日本列島の至るところに同じ状況、問題意識がある様です。これからもっと、野菜交換所が全国へ増えていけばいいなと考えております​。

​石崎

​                          

bottom of page